chemSHERPA V2R1.01.0公開されました。

画像の説明

使用している電子部品や材料に含まれる化学物質の管理、大変ですよね。

その管理を簡単にしてくれる、ありがたいツール chemSHERPA

化学物質の情報をサプライチェーン全体で共有して一元管理。

先日、バージョン「V2R1.01.0」が公開されたました。

※参考リンク 化学品および成形品のデータ作成支援ツール chemSHERPA V2R1.01.0を公開しました。

早速、ChatGPT 4oソフィアさんに、追加された物質の情報を調べてもらいました。


  • 2. トリフェニルリン酸(Triphenyl phosphate, CAS: 115-86-6)
    規制理由:内分泌かく乱性(環境影響)を有するため、REACH規則のSVHC(高懸念物質)リストに追加。
    使用例:難燃剤や可塑剤として、ポリマー製品、接着剤、シーラントなどに使用。
  • 4. O,O,O-トリフェニルホスホロチオエート(CAS: 597-82-0)
    規制理由:持続性(P)、生物蓄積性(B)、毒性(T)を有するPBT物質として、SVHCリストに追加。
    使用例:潤滑剤やグリースの添加剤。
  • 7. トリフェニルチオリン酸および第三ブチル化フェニル誘導体の反応混合物(CAS: 192268-65-8)
    規制理由:持続性(P)、生物蓄積性(B)、毒性(T)を有するPBT物質として、SVHCリストに追加。
    使用例:潤滑剤、グリース、高性能コーティングの添加剤。 

各部品メーカー様、基本的には先回りして対応することが多いのですが、過去には規制物質の使用により既に製造した在庫が使えなくなる、といったこともありました。

サプライチェーン管理、手間のかかる作業ですが、持続可能な世界と未来のために大事なことですね。

弊社では、正規ルートの購入実績品について、chemSHERPAの取寄せをさせて頂いております。(※一部、対応できないメーカー様もございます。)

※本記事に掲載されている情報は、一般的な参考情報として提供するものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。
一部AIツールによる調査結果を含み、筆者の理解にもとづく内容を含むため、解釈に差異が生じる可能性があります。
ご利用はあくまで自己責任にてお願いいたします。

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